発行日:令和2年5月1日
発行所:行橋市大橋2丁目
浄 蓮 寺
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新緑の爽やかな季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、下記の行事を自粛(中止)致します
◆降誕会法要 5月21日
◆お盆法要 7月7日〜9日
「村上ゼミ」「木曜会」「十八日講」「コーラス」「太極拳」なども、引き続き自粛させて頂きます。
再開するときは淨蓮寺だよりにてお知らせ致します。  合掌

通常どおり行うお参りについて
下記のお参りは通常どおり行います。
  ◆皆様のお宅で行うご法事
  ◆お寺で行うご法事(上法事)
  ◆お月忌(月参り)
※ご不明な点がございましたら、お寺までお尋ねください。納骨堂も自由にお参りできます。

お盆参り・初盆参りについて
今年は、各お宅へのお盆参りを中止し、初盆のお宅のみ、お参りをさせていただきます。初盆をお迎えになるお宅には、お参りする日を7月半ば頃までにハガキにてお知らせ致します。
ただし、月忌参り(月参り)は8月も通常どおりお参りさせていただきます。
なお、どうしてもお参りを希望される方は、6月末日までにお寺までお電話ください。予定を決めてお参りさせていただきます。
住職の法話
 ある若いご住職の法話。日頃は法事・葬式に追われ、めったに月忌(月参り)には行けないのですが、たまたまあるお宅の月参りに行かれました。玄関で「ごめんくださーい」というと、奥から「上がって参っとっておくれ」と奥さんの声。お経が終わったころに、お茶を持って奥さん登場。住職の顔を見ることもなく低い声で、「住職はひとつも参って来んけんねー」。住職「・・・・」。奥さん、立て続けに「毎月手紙(寺報ばーっかり送ってくるけどねー、またその字が小さくて読みにくいんよねー」、とまったく住職であることに気づいていない様子。住職「来月から字を大きくするようにします」、奥さん「私が言ったって言わんとってよー」。こんな会話のすえ、最後まで住職と気づかず、住職も自分が住職だと名のれず。
 2週間後、この地域の方が亡くなり、葬儀で再会。住職の顔を見て奥さんが(2週間前に会ったことにまったく気づかず)高い声で「まーーご院家さん、立派なお経をありがとうございました。毎月のお手紙楽しみにしておりますー」。住職「・・・・」。
 実話です。人間はだれもがこんな二面性を持っています。阿弥陀さまのお慈悲なしに、私が仏となり道はないようです。