発行日:平成23年10月1日
発行所:行橋市大橋2丁目
浄 蓮 寺
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朝席 昼席
10月17日(月) 1時
10月18日(火) 9時30分 1時
10月19日(水) 9時30分 1時
布教使 中津市 光楽寺 攝受 定信 師
この間まで、笑顔で手をとり合いお念仏を喜び合ったお友達が、たくさんお浄土へとおかえりになりました。皆様の御苦労をしのび、子や孫へ正しい「おみのり」を伝えてゆくことが、残りました私共のつとめと存じます。
尚、御遺族の皆様には是非、御参りを頂き、お焼香をたまわりたく思います。そして心ばかりの記念品ですが御仏前にお持ち帰り頂きますことを念じ、御案内致します。
(男性の方もお家族の方もお待ちしています)
第14回世界仏教婦人会大会に参加して
みやこ町勝山 犬塚
5月17日、京都パレスプラザにおいて「世の中安穏なれ」をテーマとして、本大会のご勝縁を、坊守、中野会長、久保田さん、樽野さんとともに授かりました。
ご門主様、仏婦総裁(お裏方)様共々ご臨席の元国内外(ハワイ、南米、北米、カナダ)から4000名もの仏婦会員が集い盛況に執り行われました。
ご門主様ご挨拶では「大会を機縁に、親鸞聖人の教えに生きる仏教徒としての自覚がたかまり、仏婦活動が充実することを期待します」と申され、また総裁様は「各国の仏婦会員の皆様が、み教えを喜ばれ、お念仏を伝え広めてくださったお蔭とお礼を述べられ、今後とも聞法と婦人会活動を進めてまいりましょう」と、力強く申されました。

午後から各国の方々による体験発表があり、私が強く印象に残ったのは南米仏婦連盟の山下昭子さんの発表でした。
今から80年前、昭和6年に祖父母から「ただ念仏の声を聴いてゆけ がんばれ」と見送られて、鹿児島から何ヶ月もかけてブラジルへ渡った親達、日本人3人以上が集まること絶対禁止、等々多くの艱難辛苦の中で人間として生きていくために、仏法を広め次の世代に伝えることを使命としたそうです。
そして50年前、ブラジルから日本へ長い船旅で62名もの念仏者が「親鸞聖人700回大遠忌法要 第1回世界仏教婦人大会」に参拝されたとのこと、また子供の自分が今度の記念すべき法要や大会に参加できたことは、ご仏縁としか言いようがないと感謝されておられました。
私は、ただ涙とともにその方々がいかなる時においても、仏法を拠り所として生き抜いてきた、ご信心の深さに胸を打たれました。

今回の大会参加は2泊3日で、時間に追われた行程でしたが、振り返ってみると貴重な御縁に恵まれ、お育て頂きました幸せを深く感謝いたしております。

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